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Modo Basics 04: Pivot を利用する

Action Center > Automatic に似た機能を持つものに Pivot があります。扱いとしては Pivot も Action Center のひとつのようですので、Automatic 同様、右上の Action Center から選択できます。

Action Center > Automatic では自由に作業基点を設定できて、右下の Action Center Auto 3D を利用すれば正確な数値での配置もできます。

作業基点を自由に設定できる点では Pivot も同様です。違いはというと、簡単に設定できる Action Center > Automatic は反面、一旦選択を解除すると、基点の情報はリセットされてしまいます。対して Pivot は最初に設定が必要ですが、その後も継続して同じ基点を利用することが可能になります。

私は、Pivot は Animation に使えるなと思っていまして、ある機器機構の動画を作っていた時に重宝しました。(歯車がまわって、これがどこにどれだけ動く、といったやつです。)

設定方法:

1. Item を選択、Transform を選択
2. 右下の Transform > Pivot にチェックを入れる
3. Viewport 上 Pivot を新たな基点としたい場所に移動。移動すると薄い点線が表示されます
4. 位置設定が終わったら、”Pivot” のチェックを外すことをお忘れずに。
(Transform が Pivot の設定用のままになってしまいます。)
5. 設定した Pivot を基点にして作業を行いたい時に右上 Action Center > Pivot を選ぶ

Animation の場合、同じ基点を維持しつつ、このキーフレームでは何回転など、いろいろな使い方がありますので、安定した基点を設定できる Pivot はとても便利なツールです。

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