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檜(ヒノキ)の種 / Seeds of Japanese cypress

檜(ヒノキ)の種 / Seeds of Japanese cypress

檜の種を採ってきました。まだ木についていたもので、幾つかはすぐに取り蒔きに、幾つかは処理をして、冷蔵保存しました。下は檜の球果で一つにおよそ20粒ぐらい種が入っていました。また種には落ちる時に風に乗って少しでも遠くいけるように羽が付いています。

盆栽で育てられているのは、石化ヒノキや連山ヒノキが主で、変異種が挿し木で増やされているようです。調べると、もし石化ヒノキや連山ヒノキの種が取れて蒔いても、先祖返りで元の普通のヒノキに戻ってしまうようなことが多くの場所に書かれていました。

あえて通常の檜を実生で育てるメリットは、しっかりとした世代交代を経て、環境に適応した丈夫な木になりそうなこととや、最初期の段階から手が入れられるので、抑えたり伸ばしたり、自分の思った通りの木が作れそうなことでしょうか。何か変異種が生まれる可能性も無くはないですし。